NJファミリーへようこそ


児童生徒と先生方でドッジボール
ニュージャージー日本人学校 校長 本 荘 真
ニュージャージー日本人学校(以下NJ校)は、1年生(小1)から9年生(中3)までの40人ほどが一緒に学び生活する学校です。ですから児童生徒、教職員がまとまっていてみんなが仲良し、家族のように明るく楽しい学校です。
学校の特色をいくつか紹介します。
☆少人数だからできる“思考の深まり” “肯定感の高揚” 友と学び成長する喜び(児童生徒)、安心して預けられる喜び(保護者)、協働できる喜び(教職員)など、NJ校関係者全員の喜びの実現を目指します。
☆児童生徒、教職員、みんなで小中一貫教育
NJ校の児童生徒は、日々同じ校舎で一緒に生活しています。そのため、休み時間をはじめ、集会や授業で一緒に行動します。“NJファミリー”を合言葉とする兄弟や家族のような関係です。教職員も、初等部・中等部全体の授業を受けもち、一人の児童生徒をきめ細かく全員で見守っています。
☆英語で考え、英語で伝える授業
基本は日本語で日本のカリキュラムでの授業となります。しかし、日本人教師による英語授業以外に初等部は週3時間以上、中等部もTTを含め4時間アメリカ人講師から英語を学ぶESLの授業があります。また、ART(図工・美術)もアメリカ人講師が担当しています。その結果、ほぼ毎日英語に触れているため、自然と英語で考え、英語で伝える習慣が身に付いていきます。
☆国際理解教育の充実 現地校との交流、小中別の宿泊学習、校外学習、社会科見学等もあります。そういった場面でも英語を使い、英語を通じて現地理解を深めています。
☆ハイブリッドの教育環境 ~ICTでできること、人だからできること~
NJ校の児童生徒は、発表や考察、情報伝達手段としてICT端末を学習道具の一部として日々使いこなしています。しかし、ICT機器活用一辺倒ではなく、人だからできる活動も十分取り入れ、ハイブリッドの教育環境で学びを進めています。
☆進路指導の充実
国内外の進学に関わる幅広い情報提供、進路説明会(年3回)、進路相談、面接練習等を通じ、個に応じた進路選択への取組も進めています。また、キャリア教育の一環としてのプリンストン大学での講義、企業での職場体験も実施しております。そして、日本語による指導、学習指導要領に則った幅広い教育活動を通じて一人一人がグローバルな人材へと成長するよう日々支援しています。
以上のような教育活動を通じて、児童生徒が「NJ校でたくさんの思い出ができた。生涯の仲間ができた。」そして保護者が「NJ校に入れて良かった。我が子が海外で大きく成長した。」と思ってもらえるよう、教職員一同努めてまいります。『信頼される学校』を目指します。
今後もPTO(保護者)の皆様をはじめ、文部科学省、在NY総領事館、ニューヨーク日本人教育審議会、関係諸機関の皆様のご理解、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。