本日は、職員研修としてNJ補習授業校の見学に行ってきました。NJ補習授業校では、高校の施設を借用し、土曜日のみ授業が行われます。そして今日は、偶然、我々の研修と父母の会が主催するフードフェス、フリーマーケット等の行事と重なり、大勢の方がお見えになっていました。
今日の研修には、プリンストン日本語学校の先生方も授業見学にいらしていました。最初に全体で集まり、NJ補習授業校の校長先生から学校の説明をしていただきました。
NJ補習授業校は、幼児部・初等部・中等部・高等部・国際学級まで合わせて400名近い児童・生徒が在籍しています。その子供たちは月曜日から金曜日まで現地校に通い、土曜日だけ補習校で学びます。
補習校の先生方は、土曜朝出勤したらまず、授業できるように机椅子を並び替えるそうです。写真は、並び替える前の配置です。また、教室内や廊下の掲示物も朝掲示し、授業終了と共に再びすべて外し、使用する前の状態に戻すそうです。
図書も土曜日だけ高校の倉庫から棚ごと出します。そして、それらを廊下や教室に臨時の図書室(コーナー)として設置し、図書の貸し出しをするそうです。
週一日の授業日開催には、ソフトとハード両面の準備がかなり大変であることがよくわかりました。運営上いろいろ上手くいかなかったり、御苦労があるかと思いますが、個人的には教室内の掲示物が心に響きました。